ロードバイクの日本代表というべき存在のSHIMANO(シマノ)というメーカーは、初心者の方ですら知っている憧れのメーカーだと思います。
コンポーネントでは世界一のシェアを誇り、カンパニョーロなどの海外勢に突き入る隙を与えません。
そんなシマノの最大の特徴は、オールラウンドということです。
ずば抜けて素晴らしいところがないが、全てが上位の性能を誇る。
値段も高くないが安くない。
デザインも優れてないが劣る箇所もない。
これがシマノクオリティです。
そんなシマノのホイールを今回は紹介していきます。
目次
- SHIMANO(シマノ)のホイールの種類
- DURA ACE(デュラエース)シリーズ
- WH-9000-C75-TU Dura Ace(デュラエース)
- WH-R9100-C60-TU Dura Ace(デュラエース)
- WH-R9100-C60-CL Dura Ace(デュラエース)
- WH-9000-C50-TU Dura Ace(デュラエース)
- WH-9000-C50-CL Dura Ace(デュラエース)
- WH-R9100-C40-TU Dura Ace(デュラエース)
- WH-R9100-C40-CL Dura Ace(デュラエース)
- WH-9000-C35-TU Dura Ace(デュラエース)
- WH-9000-C35-CL Dura Ace(デュラエース)
- WH-R9100-C24-CL Dura Ace(デュラエース)
- WH-9000-C24-TU Dura Ace(デュラエース)
- WH-9000-C24-CL Dura Ace(デュラエース)
- RS81シリーズ
- その他ホイール
- DURA ACE(デュラエース)シリーズ
- まとめ
SHIMANO(シマノ)のホイールの種類
シマノのホイールにはコンポーネントと同じブランド名が付いてるものがあります。
それはDura Ace(デュラエース)、ULTEGRA(アルテグラ)です。
Dura Ace(デュラエース)はコンポーネント同様に最高峰のブランドとして君臨しており、リムハイトの違い等によって複数のホイールが生産されています。
このブランド名があまりにも有名なので、シマノのホイールをDura Ace(デュラエース)、ULTEGRA(アルテグラ)、その他という分類で分ける場合もあります。
正式にはロードコンペティション、ロードスポーツ、ロードツーリング、ロードディスクブレーキ、URBAN SPORTというような分類となっており、ロードコンペティションにDura Ace(デュラエース)が含まれており、ロードスポーツにULTEGRA(アルテグラ)が含まれています。
また、RS81という型のホイールがデュラエースとアルテグラの中間に設定されており、ホイールの分類の仕方はかなり難しくなっています。
さらにいうと、正式に名称は付いていないものの、ロードツーリングに105(イチマルゴ)が含まれているような考え方の人もいます。
といったように少々複雑な分類ではありますが、とりあえず、「デュラエース」「RS81」「その他」といった感じに分類して説明していきたいと思います。
DURA ACE(デュラエース)シリーズ
デュラエースは大きく分けると9000シリーズと9100シリーズに分類されます。
9100シリーズは一番新しいバージョンのホイールで、9000シリーズが型落ち品のような位置付けになります。
また、デュラエース9100シリーズからディスクブレーキ仕様ホイールが発売され、他のディスクブレーキホイールとは異なりDura Ace(デュラエース)のみロードコンペティションの中で9170シリーズとして分類されています。
といったように9000シリーズ、9100シリーズと分かれ、さらに9100シリーズのディスクブレーキ仕様ホイールは9170シリーズになっている状況です。
ややこしいですね。。。
まぁ、今回はデュラエース9100シリーズのディスクブレーキ仕様ホイールの説明は省略して、9000シリーズと9100シリーズの説明をしていきます。
WH-9000-C75-TU Dura Ace(デュラエース)
シマノのホイールの中で最上位のホイールです。
Dura Ace(デュラエース)の9000シリーズという9100シリーズの型落ち版ではありますが、性能は優れており、ファンからも愛されているホイールです。
とはいえ、実は9100シリーズにはリムハイトが75mmのシリーズは存在しないため、このニューモデルはありません。
また、シマノのテクノロジーとしてD2リム、オプトバル、エクストラワイドフランジを搭載しており、性能としては最高峰に位置します。
リム幅は24mmです。
リムハイトが75mmで重量はフロントが678gでリアが867gの合計1545gとなります。
このリムハイトでこの重量とは、想像以上に軽いですね。
もちろんリム材質はフルカーボンですが、羽生素材などにはアルミを使用しており、フリー素材にはチタンが使用されています。
チューブラーのみ発売されており、トライアスリートからTTでの使用も可能なホイールで、スポーク形状も空気抵抗を極限まで減らしたエアロ構造となっているエアロホイールです。
正直リムハイトが75mmでこの重量はかなり良いかと思います。
また、このホイールは剛性が強く、力の伝わり方が良いので前に進む推進力があります。
ディープリムでありながら山岳地帯のようなヒルクライムで使用されている方もいるほどです。
なぜ9100シリーズでは発売されなかったのか不思議です。。。
WH-R9100-C60-TU Dura Ace(デュラエース)
このホイールはシマノのDura Ace(デュラエース)ホイールで最も王道的なホイールです。
リムハイトが60mmのチューブラータイプのホイールです。
バランスが良くエアロ構造を極めたわけでもなく重量を極限まで軽量化したわけでもない。
ただ、とにかくバランスを追求した優れものがこのホイールです。
また、シマノのテクノロジーとしてD2リム、オプトバル、エクストラワイドフランジを搭載しており、性能としては最高峰に位置します。
重量はフロントが662gでリアが818gの合計1480gとなります。
平地でのスプリントやロングライドではこのホイールは万能なのでかなり使い勝手がよいのでオススメです。
WH-R9100-C60-CL Dura Ace(デュラエース)
WH-R9100-C60-TUのクリンチャーバージョンです。
C60という名称からリムハイトは60mmと思いきや50mmです。
性能差は特にないのですが、重量やリムがフルカーボンではないといった差が生じており、正直な所チューブラーの方が見た目を含めた評価は高いです。
また、シマノのテクノロジーとしてD2リム、オプトバル、エクストラワイドフランジを搭載しており、性能としては最高峰に位置します。
重量はフロントが799gでリアが975gの合計1789gとなっており、正直重いなという印象が強いです。
シマノの技術が詰め込まれているのに、魅力を感じないのはとにかく勿体無いと思います。
なぜフルカーボンにしなかったのか。。。
カーボンクリンチャーが流行りだしているこのタイミングだけに、悔やまれます。
WH-9000-C50-TU Dura Ace(デュラエース)
9000シリーズであれば、おそらくこのホイールが一番バランスが取れたタイプだと思います。
9000シリーズのシマノの顔という感じです。
リムハイトが50mmのディープリムホイールではありますが、タイムトライアルからヒルクライムに至るまで幅広く使用することができるホイールです。
シマノが高速走行を可能にするために研究して、その結果完成したホイールがこのデュラエースです。
一つ前のモデルを使用していた人からすれば、乗り換えるだけで違いがわかるくらいの進歩でしょう。
また、こちらのホイールもリムハイト75mmのデュラエース同様、シマノのテクノロジーとしてD2リム、オプトバル、エクストラワイドフランジを搭載しており、性能としては最高峰に位置します。
リム幅は24mmです。
重量はフロントが641gでリアが808gの合計1449gとなっており、重くもなく軽くもないバランスが取れたホイールです。
日本のメーカーやシマノブランドにこだわりがある人は、初めてホイールを買い換える場合、これ一択でしょう。
WH-9000-C50-CL Dura Ace(デュラエース)
WH-9000-C50-TUのクリンチャーホイールです。
シマノのデュラエースシリーズのホイールは、クリンチャーという響きを聞くだけで残念な気がしますが、やはりこちらも残念です。
なんども言いますが、ディープリムなのにカーボンリムではないという今では珍しいホイールです。
見た目もシルバーのブレーキ面がはっきりと見えてしまい、デザイン的にも残念です。
しかし、機能で考えれば悪いところだけではありません。
平坦な道の走行やスピードを一定に保ちながら走るようなロングライドなどでは力を発揮できるよう、しっかりとしたエアロ構造の設計をしているため、走行時の疲労感や走行後の疲れは感じにくいです。
また、シマノの精密な設計によりブレや摩擦抵抗を少なくできているため、これも疲労感の低減に貢献しています。
さらに、こちらのホイールもチューブラーホイール同様、シマノのテクノロジーとしてD2リム、オプトバル、エクストラワイドフランジを搭載しており、性能としては最高峰に位置します。
リム幅は22.4mmです。
重量はフロントが752gでリアが920gの合計1672gと重いです。。。しかし、クリンチャーなので許容範囲と考える人もいます。
WH-R9100-C40-TU Dura Ace(デュラエース)
もうさすがにここまでくると好みの問題になりますが、9100シリーズではこのホイールをシマノの王道ホイールだという人も中にはいます。
リムハイトが37mmだということ以外はそこまで他との区別はつきません。型番はC40なのになぜか37mmです。
正直、どのような環境を走行するかによって意見は分かれると思います。
個人的にはもう少しディープリムで攻めるか、極端に軽量化を狙っていくかはっきりしたいタイプなので、シマノのデュラエースで37mmは中途半端だなと思います。
また、シマノのテクノロジーとしてオプトバル、エクストラワイドフランジを搭載しており、D2リムは搭載されていないため、これが性能差になってます。
重量はフロントが605gでリアが750gの合計1355gとなっており、そこそこ軽いかなという印象を受けます。
WH-R9100-C40-CL Dura Ace(デュラエース)
WH-R9100-C40-TUのクリンチャータイプのホイールです。
他の9100シリーズとの差はリムハイトが35mmなところだけです。型番はC40なのになぜか35mmです。
また、シマノのテクノロジーとしてオプトバル、エクストラワイドフランジを搭載しており、D2リムは搭載されていないため、これが性能差になってます。
重量はフロントが666gでリアが828gの合計1494gです。
正直これだけ見るとあまり魅力がないです。
個人的には9100シリーズのクリンチャーホイールを推していないですし、中途半端なリムハイトなのであまり魅力的には思ってません。
WH-9000-C35-TU Dura Ace(デュラエース)
WH-9000-C50-TU Dura Ace(デュラエース)のリムハイトが35mmタイプのホイールです。
タイムトライアルからヒルクライムに至るまで幅広く使用することができるホイールですが、個人的には中途半端なリムハイトなのでなんとも表現しがたいですが、35mmのリムハイトにこだわりがある方や、重量との関係で適正であればかなり良いホイールかと思います。
リムハイト以外はリム幅にも差があり、こちらのホイールは20.8mmとなっています。
また、リムハイト35mm以下の9000シリーズにはD2リムが搭載されていないので、これも性能差となります。
重量はフロントが647gでリアが715gの合計1362gとなっています。
WH-9000-C35-CL Dura Ace(デュラエース)
WH-9000-C50-CL Dura Ace(デュラエース)のリムハイトが35mmタイプのホイールです。
リムハイト以外にリム高もとこなっており、こちらのホイールは20.8mmとなります。
また、チューブラーホイール同様、クリンチャーホイールもリムハイト35mm以下の9000シリーズにはD2リムが搭載されていないので、これも性能差となります。
重量はフロントが662gでリアが826gの合計1488gととなります。
WH-R9100-C24-CL Dura Ace(デュラエース)
今あるシマノのクリンチャーホイールでヒルクライムを専門で考えているのであれば、これ一択です。
剛性や転がり抵抗、重量などを総合的に判断すれば、自然とこのホイールにたどり着くかと思います。
リムハイト以外にリム高もとこなっており、こちらのホイールは20.8mmとなります。
リムハイト以外にも性能差があり、オプトバルテクノロジーやエクストラワイドフランジテクノロジーがこのホイールには搭載されていません。
重量はフロントが585gでリアが804gの合計1389gとなります。
WH-9000-C24-TU Dura Ace(デュラエース)
WH-9000-C35-TU Dura Ace(デュラエース)のリムハイトが24mmタイプのホイールです。
リムハイト以外にはなぜかチューブラーだけリムハイト24mmでもオプトパルテクノロジーやエクストラワイドフランジテクノロジーが搭載されています。
そこはプラスになるかと思います。
リム幅は20.8mmとなります。
重量はフロントが483gでリアが668gの合計1151gとなります。
WH-9000-C24-CL Dura Ace(デュラエース)
WH-9000-C35-CL Dura Ace(デュラエース)のリムハイトが24mmタイプのホイールです。
チューブラータイプのホイールと異なり、オプトパルテクノロジーやエクストラワイドフランジテクノロジーがこのホイールには搭載されていません。
リム幅は20.8mmとなります。
重量はフロントが578gでリアが809gの合計1387gとなります。
RS81シリーズ
ここからはシマノ最高峰ブランドであるデュラエースホイールではなくなります。
なので、ここからは性能的にも若干劣るホイールで価格帯も安くなっていきます。
前述しましたが、シマノのホイールにはコンポーネントとは異なり、アルテグラの上位にRS81シリーズというホイールが存在します。
このシリーズは一部ホイールはデュラエースと同じD2テクノロジーやOPTテクノロジー、EWFテクノロジーを搭載したホイールとなっているため、アルテグラより上位でデュラエースより下位として認識されることが多いです。
デュラエースとそうでないホイールの大きな差は、ハブ等の性能差が大きいです。
次に異なるのは重量であり、全体的にデュラエースモデルの方が軽量になります。
リム幅も異なっています。
違いはこれくらいで、逆を言えば1分1秒を争うようなプロではなく、アマチュアレベルの方であればそこまで気にするような内容ではないのです。
まぁ、実際に転がり性能は上位モデルのデュラエースの方が良いので、乗り比べると若干の違いに気づきますが。。
しかし、デュラエースというブランドとその格好良さに惹かれて上位モデルのデュラエースを購入したいと思う方もいます。
私もその一人です。
その話を念頭に置いて、デュラエースと比較するような感じで説明していきます。
WH-RS81-C50-CL
WH-RS81-C50-CLの上位モデルはWH-9000-C50-CL(デュラエース)です。
リム幅はWH-RS81-C50-CLは22.4mmで変わらないです。
※WH-9000-C50-TU(デュラエース)というチューブラーモデルの場合は24mmです。
重量はWH-RS81-C50-CLはフロントが841gでリアが1067gで合計1908gとなっており、上位モデルのWH-9000-C50-CL Dura Ace(デュラエース)が1672gなので200g以上の差があります。
WH-RS81-C35-TL
このホイールの上位モデルは細かく考えればないです。
クリンチャーモデルと比較すればWH-9000-C35-CL Dura Ace(デュラエース)になるのですが、チューブレスホイールなので、微妙に異なるのです。
一応比較すると、リム幅は20.8mmで同じです。
重量はWH-RS81-C35-TLはフロントが767gでリアが977gで合計1744gとなっており、上位モデルのWH-9000-C35-CL Dura Ace(デュラエース)が1488gなので200g以上の差があります。
WH-RS81-C35-CL
このホイールの上位モデルはWH-RS81-C35-TLで参考に比較したWH-9000-C35-CL Dura Ace(デュラエース)です。
リム幅は20.8mmで同じです。
重量はWH-RS81-C35-CLはフロントが709gでリアが922gで合計1631gとなっており、上位モデルのWH-9000-C35-CL Dura Ace(デュラエース)が1488gなので100g以上の差があります。
WH-RS81-C24-TL
このホイールの上位モデルはWH-9000-C24-TL Dura Ace(デュラエース)になります。
9000シリーズのデュラエースにはリムハイト24mmだけチューブレス仕様があるので、WH-9000-C24-TL Dura Ace(デュラエース)が上位モデルとなるのです。
リム幅は20.8mmで同じです。
重量はWH-RS81-C24-TLはフロントが667gでリアが914gで合計1581gとなっており、上位モデルのWH-9000-C24-TL Dura Ace(デュラエース)が1469gなので100g以上の差があります。
WH-RS81-C24-CL
このホイールの上位モデルはWH-9000-C24-CL Dura Ace(デュラエース)になります。
リム幅は20.8mmで同じです。
重量はWH-RS81-C24-CLはフロントが615gでリアが887gで合計1502gとなっており、上位モデルのWH-9000-C24-CL Dura Ace(デュラエース)が1387gなので100g以上の差があります。
その他ホイール
ここからはその他としてまとめて説明します。
その他というとほぼローエンドモデルなのか?というふうに思われるかもしれませんが、一部ローエンドではないホイールも存在ます。
主観になりますが、WH-RX830とWH-6800 ULTEGRA(アルテグラ)は他のホイールに比べてローエンドモデルとは異なるのかと。
シマノのホイールは本当に分類することが難しいですが、そういったイメージで読んでください。
WH-RX830
このホイールは、シマノが自信を持って世の中に出したディスクブレーキ用ホイールです。
9100シリーズが登場するまではシマノのディスクブレーキ対応ホイールといえばこのWH-RX830でしたが、9100シリーズでディスクブレーキ対応の9170が登場したので、状況は変わってます。
ディスクブレーキは最近流行りだしたホイールで、カーボンリムの最大の弱点であるブレーキの課題を克服することができます。
リムにブレーキが付いておらず、専用ディスクを挟む形でブレーキングを行うため、熱に弱いカーボンリムに対しての課題を克服することができます。
リム幅は今流行りの23mmでリムハイトは35mmです。
重量はフロントが836gでリアが1005gの合計1841gで、意外と重いです。
しかし、このホイールはチューブレスタイヤに対応しているので、クリンチャーに比べて少しだけ軽量化することができます。
シマノの一味違うホイールという感じです。
WH-6800 ULTEGRA (アルテグラ)
はじめに説明したように、シマノのロードバイクにはもう一つだけブランド名が付いているホイールがあります。
それがWH-6800 ULTEGRA(アルテグラ)です。
アルテグラの名称がなぜこのホイールにだけ付いているのかは、、、正直わかりません。
アルテグラよりもRS81シリーズの方が明らかに高性能であり、コンポーネントのようにデュラエースの下位グレードでアルテグラという位置付けがホイールでは違っています。
きっと当初はアルテグラもたくさんシリーズ出したかったのかと思うんですが、なぜかこれしかないんですよね。。。
リム幅は20.8mmで同じです。
重量はフロントが700gでリアが940gで合計1640gとなっており、コンポーネントの優秀さと比較するとアルテグラってこんなもんかと思ってしまいます。
WH-RS610 105 (イチマルゴ)
正式に断言していませんが、シマノが発売しているホイールで105はどれかと言われたらおそらくこのWH-RS610かと思います。
シマノのホイールにこだわりがあり、低予算で考えている方であればこのホイールを選択肢に入れることはありです。
ただ、せっかくホイールを新しくするのであれば、数年お金貯めてでももっと良いものを購入することをおすすめします。
このグレードでは、ホイールをアップグレードする時に感じる漕ぎ出しの軽さやギアを1つ軽くしたような感覚は感じづらいです。
ちなみにチューブレス対応なので、専用のタイヤを購入すれば取り付けることができます。
リム幅は20.8mmで同じです。
重量はフロントが754gでリアが1037gで合計1791gとなっており、リアだけで1000gオーバーは重いという印象しか残りませんね。。。
WH-RS31
シマノのローモデルホイールに分類されます。
リムハイトが30mmで他は微妙な差はあるもののWH-RS21との差はほとんどありません。
リム幅は20.8mmです。
重量はフロントが838gでリアが1121gで合計1959gとなっており、約2000gです。
完成車のエントリーモデルなどで最初に付けられていることもあるようなホイールなので、グレードアップでの購入は避けたいです。
WH-RS21
WH-RS31のリムハイトが24mmのホイールと言っても良いかと思います。
ただし、唯一の違いは安価なホイールの分類では最もコストパフォーマンスの優れたホイールと言っても過言ではないです。
同じホイールの分類ではマビックのアキシウムやキシリウムも入るかもしれませんが、値段を比べると一目瞭然です。
それでいて万能タイプのシマノ製となれば、練習用やオフシーズンの使用、ローラー台の使用で考えればこれほど良いものはないです。
リム幅は20.8mmで同じです。
重量はフロントが820gでリアが1030gで合計1850gとなっており、これもエントリーモデルの完成車に付いているホイールという感じです。
WH-RS010
このグレードになると、特徴という特徴はそこまでないのですが、やはり価格帯は安く1万円台での購入も可能かホイールです。
かなり昔からロードバイクに乗っている方であれば、コンポーネントのギアが10速のものを使用しており、新しく変えた時に11速のコンポーネントになったなんてこともあるかと思います。
そういう時このホイールは、価格帯も安く11速対応かつ全体的に欠点の少ないシマノ製品なので購入する方もいます。
リム幅は20.8mmで同じです。
重量はフロントが789gでリアが1080gで合計1859gとなっており、これもエントリーモデルの完成車に付いているホイールという感じです。
まとめ
いろいろ書きましたが、やはりシマノといったらDura Ace(デュラエース)なのではないでしょうか。
しかし、Dura Ace(デュラエース)でもクリンチャーはそこまでオススメできません。
重量が重く、デザインもカッコ良くないのでせっかく高いホイールを買ったにも関わらず何か物足りないという感じがしてしまいます。
ディープリムのクリンチャーホイールであればフルクラムやカンパニョーロ、マビックのようなメーカーから出しているホイールの方が上かなと個人的には感じています。
しかしながら、チューブラーにおいてはやはりシマノ、信頼できる点が多々あります。
シマノのオールラウンダーに最適なホイールとして設計されており、特に9100シリーズのチューブラーホイールは突き抜けた走りではなくオールラウンドの走行スタイルのライダーにはこれ以上のものはないはずです。
また、シマノのローモデルは性能のバランスが優れているので、コスパで考えたらありかと思います。
迷ったらシマノにすれば失敗はないでしょう。
また、その他のホイールが気になる場合は、ロードバイクのホイールメーカーをまとめた記事ロードバイクのホイールメーカーをまとめた記事があるのでそちらを見てみてください。
ホイールメーカーや主要ブランドが全て記載さています。
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